五月三十五日

どんな自分なら許せるのか、どんな人生であれば引き受けられるのか

5/1 映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』鑑賞

★★ネタバレあり★★

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最近原作を読んだので、キール(水無怜奈)が父イーサン本堂の死を思い出すシーンや、哀ちゃんが姉明美を思い出すシーンは胸にくるものがあった。

 

もちろん、直美のお父さんが生きていて嬉しい反面、コルンはこんなミスをするのだろうか??というジレンマもあったする。ここは悩ましいところ。

ラムは後部座席に座ったままだったし、ベルモットは直接ボスから指令を受けている模様。老若認証機を潰して欲しかったのはボスの方なのか??

ウォッカがジン抜きであれだけ話しているの見たことなかったし、ジンご降臨って感じでちょっと笑ってしまった。登場が派手。

 

何より今回のゲストキャラクターでありキーパーソンのピンガが凄まじい印象を残した。グレース=ピンガの予想は早めにつくものの、声優が同じとは思わないじゃないですか…村瀬さん一人でアリバイ作れる。特にグレースの高笑いからピンガへの切り替え、ピンガが煽られてドス声でキレるシーンは本当に同じ人が演じているとは信じがたく、二回目を見てしまった。ピンガ中毒。

爆死と崖落ちは生きてました事例が多いので、生きていてまた女装して(今度は萌え声のアイドルとか)騙しに来て欲しいし、けど悪役の死に様としてあれ以上はないだろうし…勿体無い!!!!

 

ゲスト声優の沢村さんも沢村さんだなーとはわかるものの、普通によくて、何よりスピッツの主題歌が身に染みる…基本的に映画版のコナンの主題歌はあまり好きではなかったのだけど(例外として、『沈黙の15分』のB'z「Don't Wanna Lie」。 でもあれはアニメ版主題歌でもあったはず)今回はハマってしまった。全然漢字読めなくて、美しい鮨かと思って申し訳ない。

 

漫画で赤井ファミリーに俄に傾倒し始めた身としては、すぐに哀ちゃんを助けられず、万全の準備をして潜水艦に弾丸を打ち込んだ赤井さんの姿はカッコよくて仕方ない。バーボン、ライ呼びもよいけど、今回はバーボン(安室さん)よりはキール(水無怜奈)の方が体を張っていた気が。

 

最後はなんか見ていていいのか気まずい気持ちにはなる。毎回客席が多少ざわめくので、応援上映とかどうなってしまうのか気になった。

 

次回は平次vsキッド??

漫画本編では進行中のアサカ、あの方についての進展はなさそう。

平次もキッドも好きなので、両方出すととっ散らかりそうでちょっと心配。

 

あとは園子の性格の良さが今作でも発揮されていて、早く京極さん迎えに来てあげて!と思った。

 

追記。

哀ちゃんの名前のモデル、コーデリア・グレイが井戸の底から自力で出て来たシーンが哀ちゃんとコナンが手をつないで海上を目指すシーンとリンクしているような気が勝手にしている。