どうしても、メディア化してほしい作品について。
遠藤淑子『狼には気をつけて』
この方のゆるっとした描写と、対極をいく鋭い言葉がやみつきでそのきっかけの作品。
舞台はニューヨーク。通信大手アーヴィング社をたった10才で牛耳っている天才アレクサンドラに雇われたしがない私立探偵、キース。最初の依頼は、一族の長であるおばあさまのお見舞いに行くことだった!が、遺産相続争いも絡んだこの旅はそう簡単にはいかない…
子供でいることを諦めざるを得なかったアレクと、彼女をきちんと子供としてみて叱る親(ママ)キースの関係性が良い。アレクのポンポン飛び出るセリフも軽快で読みやすい。
特に冒頭、キースに「ファザコンか」と言われたアレクが「そうよ、パーフェクトだと嫌味でしょ」と言うのがたまらない。キースがアレクにあげた誕生日プレゼントは今まで読んできたどの話よりもロマンチック。
アニメでもいいし、ドラマでもいい。舞台でもいい!!実現しないかな。
という話。あとは、小花美穂『Honey Bitter』(特殊能力調査、主人公を取り巻く対照的な二人の男、など月9向きでは?!)とか、槙ようこ『山本善次郎と申します』とか、( ばらかもんやっているし、出来るでしょう)とかりぼんや白泉社には素敵な作品がたくさんあるのに!!といつも思っています。
現実的には無理そうだけど、樋口橘『学園アリス』とか、高屋奈月『フルーツバスケット』とかはどうだろう?(フルバは舞台化はしているけど、作者の許可取りが大変そう)
密かに椿いづみ『月刊少女野崎くん』も実写化すればいいのに、と思っている。中国ではしたようだけど、クオリティ高すぎる!!羨ましい…
ジャンプ系列だと、みかわ絵子『忘却バッテリー』のアニメ化を強く求めます。
アニメCDにはなったようだけど、ベスト声優なので、そのままお願いします…
8/3 追記
アニメ化決定!!!智将はそのまま宮野さん、葉流火には増田さん。素敵です!!